「顔の産毛が気になるけれど、自分では剃らない方がいいって本当?」
「おすすめの顔産毛の処理方法があれば知りたい」
このような顔の産毛に関する疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか?
実際に、以下のような声も見られました。
顔の産毛って剃らない方がいいのかなぁ???韓国の女性は剃らないらしい・・・
引用:X(旧Twitter)
結論、顔の産毛は自分で剃っても問題ないです。
ただ間違った方法で処理すると、肌荒れやカミソリ負けなどのトラブルを起こす可能性があります。
顔の産毛処理には化粧ノリが良くなったり肌印象が明るくなったりするメリットもあるため、正しい方法で処理すれば問題ないでしょう。
本記事では顔の産毛を剃るメリットや正しい剃り方を詳しくご紹介するので、正しい処理方法を理解して顔の産毛のケアをおこないましょう。
顔の産毛を処理する4つのメリット
顔の産毛を処理する4つのメリットをまとめました。
※タップすると該当箇所へスクロールします
顔の産毛の処理によるメリットはたくさんあるので、産毛を剃ってもいいのか悩んでいる人はぜひチェックしてください。
下記で解説するメリットを理解して、美肌を目指しましょう。
ニキビや肌荒れを軽減できる
顔の産毛の処理は、ニキビや肌荒れを軽減する効果に期待できます。
肌荒れと顔の産毛は関連性がないと思われがちですが、実際は深く関わっているのです。
ニキビや肌荒れの原因の一つとして、顔の産毛に皮脂汚れやほこりが絡み、細菌が毛穴に入ることが挙げられています。
産毛がたくさん生えている肌は、余分な皮脂やアクネ菌、メイク汚れなどが産毛に絡みつきやすく不衛生です。顔剃りで表面の産毛をなくすだけでも肌を清潔に保ちやすくなりますが、脱毛で毛穴から産毛をなくせればニキビができにくい肌になるでしょう。
引用:銀座肌クリニック
顔の産毛を剃った人の声
顔の産毛剃ったら急にニキビが減ったなあ あの時ニキビの原因って思わぬところにあるんだなと思った
引用:X(旧Twitter)
とある美容系YouTuberの人の動画で、顔の産毛が原因でニキビ、肌荒れはしやすい! 産毛剃ろう!ってみて、ホンマかいなと思いつつもそれなら簡単だし…とやってみたら 既にできててしぶとかったニキビが縮小した
引用:X(旧Twitter)
顔の産毛を処理すれば、余計な皮脂やほこりを取り除き肌荒れを未然に防止できる可能性があります。
何度も繰り返す肌荒れやニキビを改善したい方は、ぜひ試してみてください。
化粧ノリが良くなり、崩れにくくなる
化粧ノリが良くなり、崩れにくくなるのもメリットのひとつです。
顔に産毛が生えた状態で化粧をすると肌がフラットな状態でないため、下地やファンデーションなどのメイクが肌に密着しません。
メイク崩れに悩み化粧品を何度も変える方もいますが、化粧品ではなく産毛による肌の凹凸に原因のケースもあります。
産毛を処理して肌の凹凸をなくせば、メイクが密着しやすくなり化粧ノリも良くなる可能性も。
顔の産毛を剃った人の声
顔の産毛剃った翌日の化粧ノリ最高クセになる、全自動顔毛剃り機みたいこないかな、週1くらいで寝てる時に剃ってほしい
引用:X(旧Twitter)
顔の産毛剃ったか剃ってないかで化粧ノリだいぶ変わるからムダ毛処理は大事………
引用:X(旧Twitter)
化粧ノリが悪く困っている方は、まずは産毛の処理をしてみましょう。
肌印象が明るくなる
肌印象が明るくなるのも、産毛を処理するメリットです。
顔の産毛は他の体の部位の毛と同様にメラニン色素が含まれており、黒色や茶色をしています。
顔に産毛が生えていると、顔全体の肌が黒ずんでくすむ原因になってしまうのです。
くすみの原因のひとつの産毛を処理すれば、肌印象が明るくなる可能性があるといえます。
肌を明るく見せるためにわざわざ肌より明るい色のファンデーションを使用する必要もありません。
顔の産毛を剃った人の声
顔の産毛剃ったあと肌が明るく見える! って毎回感動してる
引用:X(旧Twitter)
産毛処理って本当に大切 産毛剃っただけで肌明るくなるんだもん
引用:X(旧Twitter)
この機会に産毛の処理をして、キラキラと輝く肌を目指しましょう。
化粧水・乳液が浸透しやすくなる
化粧水や乳液などのスキンケアが浸透しやすくなるのも、うれしいポイントです。
顔の産毛は化粧水や乳液などが肌の角質層まで浸透しづらくなる原因になります。
ほとんどの方は普段から化粧水や美容液を使っていると思いますが、産毛が多いと化粧水や美容液の浸透を邪魔して、お肌に美容成分が届きにくくなります。シェービングで古い角質も取り去ることができると浸透力が高まり、肌のうるおいやハリにつながります。
引用:銀座肌クリニック
産毛を処理すれば、美容成分が肌に浸透しやすくなるでしょう。
顔の産毛を剃った人の声
顔の産毛剃った 化粧水入ってくのわかる~
引用:X(旧Twitter)
今日昼間顔の産毛剃ったの!! したら化粧水めっちゃ浸透してる感あるし洗顔も手の感触が直に感じられたんだけど産毛ないだけで世界が変わる(は)
引用:X(旧Twitter)
処理する前後で、スキンケアの浸透のしやすさをぜひご自身で体感してみてください。
顔の産毛を剃ると毛が濃くなるって本当?デメリットを解説
結論、顔の産毛を剃っても毛が濃くなることはありません。
というのも毛は毛根に近ければ近いほど太く、毛先に近づくほど細くなります。
カミソリで産毛を剃ると毛の断面が平らになるため、剃るよりも太く濃く見えてしまうのです。
ただし顔の産毛を剃ることには下記のようなデメリットがあります。
- カミソリ負けや肌荒れのリスクがある
- ニキビや吹き出物の症状が出やすい
カミソリを間違った方法で顔に当てると肌を傷つけ、肌の痒みや痛み・血が出るなどさまざまな症状を引き起こす原因になります。
またカミソリ負けで肌のバリア機能が低下すると抵抗力も下がり、雑菌などが侵入してニキビや吹き出物などの症状も起こりやすいです。
正しい方法で処理をすればリスクは減らせるので、この機会に適切な産毛の自己処理を理解しましょう。
顔剃り以外で産毛を処理する方法
顔剃り以外で産毛を処理する3つの方法をまとめました。
それぞれメリット・デメリットも併せてご紹介するので、自分に合った方法を見つけてみてください。
顔脱毛
顔脱毛は、医療脱毛クリニック・脱毛サロン・皮膚科などで受けられます。
定期的におこなうことで、自己処理の回数を減らすことが可能です。
医療脱毛と美容脱毛のどちらにするか迷っている方は、以下の比較を参考にしてください。
医療脱毛 | 美容脱毛 | |
---|---|---|
脱毛方法 | レーザー脱毛 | 光脱毛 |
料金 | 比較的高い | 比較的安い |
完了までの 回数 | 5回〜8回※ | 12回〜18回※ |
脱毛効果 | 永久脱毛 | 抑毛・減毛 |
痛み | 感じやすい | 感じにくい |
麻酔の使用 | 可能 | なし |
痛みの少ない脱毛機や麻酔を使用するクリニックで施術すれば、痛みを和らげられます。
顔脱毛のプランは頬・おでこ・鼻下など部位が細かく分かれているクリニックが多いため、どの箇所の脱毛をしたいか事前に検討しておきましょう。
顔脱毛のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・自己処理が楽になる ・毛穴が目立ちにくくなる ・肌トラブルが減る |
デメリット | ・痛みを感じる可能性がある ・費用がやや高い ・硬毛化や毛嚢炎のリスクがある |
脱毛のプロに任せれば、自己処理による肌トラブルのリスクも少ないでしょう。
ワックス
ワックス脱毛は、脱毛専用のワックスを脱毛箇所に塗布し、一気に剥がしてムダ毛を引き抜く方法です。
一瞬で広い範囲の脱毛ができるため、腕や脚など面積の広い部位の脱毛に向いています。
即効性があり脱毛したかのようなツルツルの肌になるため、大事な用事がある日の前日の処理などにおすすめです。
ただワックス脱毛は痛みが強く、肌に大きなダメージを当ててしまいます。
ワックスで脱毛をする場合は、皮膚を押さえながら剥がすなど十分に注意を払っておこないましょう。
ワックスを使用した処理のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・即効性がある ・産毛にも効果がある ・毛を毛根から引き抜くため次に 毛が生えてくるまでの期間が長い |
デメリット | ・痛みを強く感じやすい ・永久に効果は続かない ・処理前に毛を1cm程度伸ばす必要がある |
なお肌が赤みを帯びてヒリヒリする可能性もあるので、冷たいタオルで冷やすなどのケアが大切です。
除毛クリーム
除毛クリームは体毛を構成するタンパク質に作用する成分が含まれているクリームで、肌の表面上の体毛を溶かして取り除く作用があります。
除毛クリームで処理する場合は処理したい箇所に除毛クリームを塗布し、時間をおいてから洗い流しましょう。
ムダ毛が気になる箇所に塗布して洗い流すだけと、誰でも簡単に使用できるのが除毛クリームの魅力です。
また脱毛やワックスに比べて痛みを感じることが少ないため、痛みが苦手な方にもおすすめします。
除毛クリームを使用した処理のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・自宅で簡単に使用できる ・毛の太さに関係なく除毛できる ・痛みを感じにくい |
デメリット | ・肌荒れのリスクがある ・毛根まで脱毛できない ・繰り返し使用する必要がある |
気軽に使用できる除毛クリームですが、顔やvioなどに使用できないクリームもあるので、商品の説明書をしっかりと読んでから使用してください。
正しい剃り方・ケア方法を紹介
カミソリを使用した顔の産毛の正しい剃り方についてまとめました。
部位 | 剃り方 | 注意点 |
---|---|---|
おでこ | ・額の輪郭を剃る ・毛の流れに沿い上から下に向かって剃る | 髪の生え際1cmは残す |
頬・こめかみ | ・頬骨付近:内側から外側 ・頬骨から下:上側から下側 ・こめかみ:上側から下側 | ・髪の生え際1cmは残す ・頬毛を十分に濡らし柔らかくしてからおこなう |
鼻・口・ あご | ・鼻の下、小鼻:上側から下側 ・口角付近:外側から内側 ・あご:上側から下側 | 刃を少し寝かせた状態でおこなう |
フェイス ライン | ・輪郭:上側から下側 ・あごの裏側:喉元からあご先 | 皮膚がたるまないように押さえながらおこなう |
お手入れ前は肌を傷つけにくくするために肌を柔らかしておくのが大切です。
スチーマーや蒸しタオルを肌に当てて、毛穴を広げましょう。
これらの方法が面倒な方は、毛穴が開いた状態のお風呂上がりのケアがおすすめです。
またカミソリから肌を守るために、乳液やクリームなどを顔全体に塗るようにしてください。
顔の産毛を処理する際は、剃る向きと反対方向に皮膚を引っ張りながら毛の流れに沿うようにおこないましょう。
顔は体のなかでも特に敏感な部位なので、カミソリを使用した後は必ず化粧水や乳液などで十分に保湿をしてください。
産毛処理をする際の注意点
顔の産毛を処理する際の注意点を挙げました。
- 毛抜きやピンセットで産毛を抜く
- 頻繁にケアをする
- 剃る方向を間違える
毛抜きやピンセットの産毛処理は、毛穴から細菌が侵入しニキビや肌荒れを引き起こす恐れがあります。
また産毛を抜くと毛根に強い刺激が加わって硬毛化し、これまで細かった毛が濃くなる可能性も。
硬毛化(こうもうか)とはレーザー脱毛治療中に起こりうる現象の一つです。
引用:赤坂クリニック
本来、持続的減毛(永久脱毛)目的でレーザー照射を行うのですが、条件の合わない毛(メラニン量が少ない薄い毛など)に対しては、かえってそれが刺激になってしまい、薄かった毛が、濃く・太くなって置き換わって生えてしまうことがあります。この現象が「硬毛化」と呼ばれるものです。
硬毛化が起こった場合はスタッフに相談し、脱毛機の照射の出力を上げたりレーザーの種類を変えたりするなどの対応をしてもらいましょう。
また毛穴が広がって埋没毛などの黒いポツポツの原因にもなり兼ねないので、むやみに産毛を抜かないようにしましょう。
埋没毛(まいぼつもう)とは、何らかの原因によって体毛が皮膚内に埋もれている状態のことです。
埋没毛ができる原因はほとんどが誤ったムダ毛の自己処理方法にあります。誤った自己処理方法とはピンセットで毛を抜いたり、カミソリで肌を痛めたりする自己処理です。ピンセットで無理やり毛を引き抜くことや、カミソリで頻繁に自己処理をおこなうことで肌はダメージを受け、乾燥や肌荒れを引き起こします。
引用:湘南美容クリニック
なお産毛のケアは月に1〜2回が適しています。
頻繁にケアをする人も多いですがケアをしすぎると角質層が薄くなり、敏感肌を悪化させる可能性があるため危険です。
特に顔は敏感な箇所なので、生理期間や日焼けをした直後など肌が敏感になっているときのケアは控えるようにしてください。
またシェービングの基本は、毛が生えている方向と同じ方向に剃ることです。
剃る方向を間違えると毛が引っ張られて肌を傷つける原因になってしまうので、間違えないようにしましょう。
顔の産毛に関するよくある質問
顔の産毛に関するよくある質問をまとめました。
※タップすると該当箇所へスクロールします
気になるものがあれば、ぜひ参考にしてください。
顔の産毛が生えてこなくするには?顔脱毛した方がいい?
顔の産毛を生えてこなくするには、顔脱毛がおすすめです。
カミソリやシェーバーなどの処理では毛の毛幹部分が剃れるだけで、成長している毛根部分までは処理できていません。
毛幹をなくしても毛根の根本にある毛母細胞は成長し続け、毛は繰り返し生えてきます。
一方で脱毛は、レーザーや光が毛の成長を促す毛乳頭や毛乳頭・毛を生やすための指令を出すバルジ領域に直接ダメージを与える方法です。
毛根の周辺には、バルジ領域・毛乳頭・毛母細胞という3つの毛を作る組織があります。
バルジ領域・毛乳頭・毛母細胞は、発毛の原因となる発毛組織です。この発毛組織を破壊することで、永久脱毛ができます。
バルジ領域
毛を生成する際に必要な細胞を作り出す組織です。『毛包幹細胞』と『色素幹細胞』という2つの幹細胞があり、それぞれ発毛の司令塔として役割があります。(一部抜粋)
毛乳頭
引用:ルシアクリニック
毛を作り出すために必要な栄養や酵素を受け取り、毛母細胞へ送る組織です。(一部抜粋)
医療脱毛の場合、1~2ヵ月ごとに6~8回程度継続しておこなえば自己処理が楽になるでしょう。
※毛量や毛周期などによって個人差があります
自己処理をする回数が減り肌トラブルも予防できるので、顔の産毛処理にお困りの方は脱毛を検討してみてください。
おでこの産毛はどこまで剃ればいいの?
おでこの産毛は、生え際から1cm下を残し眉上まで剃るようにしましょう。
生え際の形を自分を整えるのは難しく、ギリギリまで剃ってしまうと不自然な印象になってしまいます。
またおでこの産毛を処理する際は、乳液などのシェービングクリームを塗ってから剃るようにしてください。
クリームを塗らないと肌を傷つける可能性があり危険です。
自分で処理するときは、正しい方法で慎重におこないましょう。
男性も顔そりはした方がいい?
顔そりは、女性だけでなく男性にもおすすめです。
男性にも顔そりをするメリットがあります。
- 肌の印象が明るくなる
- 化粧水や乳液が浸透しやすくなる
- 肌荒れを防止できる
女性の顔そり同様、男性も顔そりをすれば印象の明るい肌や肌荒れの予防が期待できます。
顔の産毛を処理すると清潔感のある印象になるので、ぜひ処理を始めましょう。
なお脱毛クリニックでは、男性用の顔脱毛プランや男性専用のクリニックもあり楽に処理ができます。
顔の産毛が気になる・定期的な自己処理をする手間を省きたい方は、ぜひ顔脱毛を検討してみてください。
中学生は顔の産毛を剃らない方が良いって本当?
中学生が顔の産毛を剃っても問題ありません。
産毛を剃ることによって毛が濃くなる可能性も低いので、心配せずに自己処理をおこなってください。
また中学生の産毛の自己処理は、カミソリやシェービング・理容室の利用がおすすめです。
子供の産毛は大人より濃いため、自分で処理をおこなうと手間がかかり、肌を傷つけるリスクにもつながります。
理容室なら国家資格を持ったスタッフが毛を処理してくれるため、肌を傷つけるリスクも少ないでしょう。
なお脱毛クリニックには中学生の脱毛も可能な場所があるので、気になる方はチェックしてみてください。
ただし未成年の脱毛は、親権者の同意が必要になるので注意しましょう。
顔の産毛を正しく処理して、顔の印象アップ!
顔の産毛を剃るメリットや剃り方をご紹介しました。
産毛の処理にはさまざまなメリットがあります。
- ニキビや肌荒れを軽減できる
- 化粧ノリが良くなり、崩れにくくなる
- 肌印象が明るくなる
- 化粧水・乳液が浸透しやすくなる
肌荒れや化粧ノリが気になる場合、産毛の処理で改善の期待ができるでしょう。
まずはカミソリやシェービングを使用し、正しい手順で産毛処理を始めてみてください。
肌を傷つけるのが心配、何度も処理するのは面倒という方は、クリニックやサロンで脱毛するのもおすすめです。
自分に合った方法で顔の印象をアップさせましょう!